2009-10-30

いいものみつけた




こんなの見つけたよー。
こちらでアシッドフォークやソフトロックが試聴できるよう。↓


マニアックな選曲みたいなので、すきずきですが…
宝の山でたのしいよ。

2009-10-29

制帽




日中、池袋駅前を歩いていたら
後ろから小学生の団体が賑やかに走ってきた。
元気だな〜と、遠巻きで何気なく彼らの様子を眺めていたら
修学旅行中なのか、皆大きなバックを抱えて同じ青い制帽姿。

そういえば私もこんな感じの制帽だったなあ、と
懐かしい思いで見ていたら、なんと!
母校のバッチが帽子に光っている〜!!

こんな離れたところで母校の子達に会えるなんて!!と、
ドキドキしているうちに、彼らは引率の先生からの
「みんなはぐれるなよ〜、走れ〜!」
という声を受け、横断歩道を颯爽と走り抜けていってしまった。

なんだか胸がぎゅーって、うれしくなったできごと。

2009-10-28

古本まつり




以前の職場の友達erieさんと神保町へ。

当時一緒に働いていた友達、saccoちゃんが勤めるカフェに
おじゃまするのが当初の目的だったものの、
せっかくの神保町、古本街も楽しんじゃいましょう!
ということで二人で古本屋めぐりを満喫することに。

予備知識なしで行ったものの、ちょうど古本まつり開催期間中だったらしく、おじちゃんたちであふれかえる道…。
それでも各専門書取扱店が多い書店街なだけあって、
他では見られない本の数と種類の充実ぶりについつい時間を忘れて
楽しんでしまう。
一誠堂書店、小宮山書店、ボへミアンズ・ギルドをまわり、
一般書の他に絵本も色々見る。

時折erieさんがみてこれ〜、って指してくれたものに
一緒に感嘆したり、笑ったり。美しさやおかしみに対する
彼女独自の価値観にふれ、改めて素敵だなーと思う。

一通り散策後、楽しみにしていた AMURET(アミュレット) へ。
パリのアパルトマンのような内装の店内に
作家さん手作りの可愛い雑貨や海外の絵本が並び、
なんだか海外に遊びにきたかのよう。思わずはしゃいで見入ってしまうー。

そのまま店舗2階のカフェスペースでチーズケーキとカフェオレを頂く。
チーズケーキ、濃厚で美味しすぎる〜…!!と、歩いた疲れもなんのその。
二人の素敵な友達から刺激をもらい、とても楽しく濃厚な時間でした。
ありがとう。

海外の絵本たち。つい時間を忘れて見入ってしまいそう。

カフェスペースに置いてあったオルガン。細部にまで可愛い箇所満載の空間でした。

そして名残惜しい気持ちを残しつつも、IKEAを控えていたので
ぐっとこらえて神保町を後に…。

神保町、また近いうちに是非行かなくては!

近くで仕事だった夫と南船橋駅で合流し、IKEA船橋へ。
ひさしぶりのミートボールを食べ、クロスやペーパーナプキンを買う。
これをもってピクニックに行くのが来月の楽しみなのです。


2009-10-25

うちの味


朝出掛けの夫に夕飯何食べたい?と訊くと南瓜、と
答えが返ってきたので久しぶりに南瓜の煮物を作ることにした。

私の実家の南瓜の煮物は、甘辛めなつゆで南瓜がひたひたになっていて
しっとり、ほくっとしたその味が子どもの頃から大好きだった。
自分でも作ってみたいと思い、高校生の頃母に作り方を教えてもらった。

そして上京して下宿先の奥さんに南瓜の煮物を教えて頂いた時、
小さな衝撃が走った。煮汁がなく、粉ふきいものような見た目なのである。

奥さん風のその味はだし汁に砂糖、塩をわずかに入れた煮汁で
(醤油もほんの少し入っていたかも)南瓜全体の水分が飛ぶまで加熱する。
ご主人の実家の北海道から届く南瓜をまるごと一個使ったそれは
まさに素材の旨みがギュッと凝縮していて、
ぽくぽくの食感が本当に美味しかった。

それからは今日は母風、今日は奥さん風で…といったように
その日の気分や献立のバランスで二つの味を交互に楽しむことにしている。

しかし最近は夫の好みに合わせて、
挽肉あんを絡めた物の出番が増えている。(ボリュームが肝心らしい。)


私は三姉妹だけれど、姉と私と妹。
同じ味で育っていても家を出てから過ごしている環境や新しい家族の好みで
少しずつ違う、「うちの味」を作っていくのかと思うと愉しい。

でも本質的に好きな味はきっと3人共似てるんだろうな、と思う。

2009-10-22

そろそろ




今年もぐいのみたちの活躍する季節です。
また楽しい時間がふえていきますように、
毎日を丁寧に過ごしてしていけますように。

それにしても昨日の猫村さんにはジーンとした。
猫村さんの思いが届きますように!

2009-10-21

TERVE!


休日家の近所を散歩することがしばしばあるのですが、
新たに好きな場所を見つけると小躍りしたい気持ちに駆られます。

そして、いちばん最近好きな見つけた、好きなお店。
「CAFE TERVE!」(カフェ テルヴェ) 西口公園の裏手にあります。

フィンランド語で「やあ!」という挨拶の言葉から店名をつけたそうで、
どうやら若い女性お二人でお店をきりもりしている雰囲気。

ナチュラルな内装に北欧調の小物や、植物がさりげなく調和していて
若い方は勿論、広い層の方に気軽に利用しやすく配慮されている印象。
客席同士の距離にもゆとりがあるのでひとりでも気軽に利用できそう。

実際休日等に前を通りかかると、おしゃれな若い子に混じって
近隣のおじちゃん、おばちゃんもちらほら見受けられます。
なんだか、池袋っぽくてなごむ風景。

そしてスイーツメニューは王道(これ食べたかったの!)なセレクション。

味も期待どおりで、今まで食べたもの… 

■ 洋なしのタルト
■ ガトーショコラ
■ シフォンケーキ

どれも甘さ控えめで美味しかった!日替わりで変わる物もあり、楽しみ。
おみやげに買った天然酵母のパンもかみしめる程に小麦の味が広がって
美味しかったです。気負わずていねいなお店の方の姿勢を感じます。

これからたびたび誘惑に負けてしまいそう…。

ガトーショコラ

天然酵母のもっちり、まるパン。腹持ちもよく、朝食にぴったりでした。

2009-10-20

目黒のさんま



小学校三年生くらいの頃、母に本屋で好きな本をかっていいよ、
と言われ、子供用の落語の文庫本を買った。
それは「小学校高学年向き」と書いてあり、
自分にはちょっと背伸びしたものだったが学級文庫でちょうど
「一休さん」を読んだ後の勢いで買ってしまったのかもしれない。
その中で一番のお気に入りが「目黒のさんま」だった。
(個人練習したのは「寿限無」)

思えば「ぐりとぐら」「ちびくろさんぼ」「11匹のねこ」といった
子どもの頃好きだった絵本もすべて食が絡んでいたなぁ、と思い
子どもの頃からそんなことばかり考えていたのだと気づく。

そして秋刀魚を食べる度に、お殿様は不憫だなあ、
今年はあと何度美味しい秋刀魚が食べられるかな、と呑気に考える。


今日の夕暮れ。秋らしく鱗雲。

2009-10-18

池袋モンパルナス散策


かねてから気になっていた 池袋モンパルナス。

改めてゆかりの地を訪ねたことがなかったけれど、
近所の廃校になっている小学校に関連資料室があると知り、散策して

みることにした。

天気もよく、景色を楽しみながら歩く。


住宅街の至る所からキンモクセイの香りが漂っていました。


可愛い窓際!と思ったら、なんと近隣の歴史ある専門学校。


けっこう歩いたなと思った頃、案内を見つけ旧平和小学校に到着。


こちらは現在廃校になっており、区民事務所として多目的に

使用されているよう。この日も体育館が使用されていて

廃校というよりはまるで春休みの学校に遊びにきたかのような、

のんびりした雰囲気。



校舎を三階まで上がって行くと、

奥の教室が郷土の資料室として開放されていた。

郷土や池袋モンパルナス縁の作家の資料が充実していて見応えあり。

帰りにもらったアトリエ村散策マップに、以前時折利用していた

銭湯をみつけてテンションがあがる。


そのまま熊谷守一美術館に向かうものの、閉館時間が近かったため

観覧を断念し、椎名町へ向かうことにする。


熊谷守一美術館の外壁。外から見えるカフェも良い雰囲気で、次回は是非ゆっくり来たい!


椎名町に向かう途中、ウォーキング装備バッチリな

おじちゃん、おばちゃんを沢山見かけけた。

どうやらまち歩きイベントを開催していたよう。


で、先ほどのマップで思い出した銭湯に行ったらなんと


なくなっている~!!

 

あるはずの場所に見慣れないピカピカマンションが


そ、そんな~……


煙突見えてこないな、とは思ってたんだけど、やっぱりショック。


古い造りながら、いつも洗面台に真新しい生花が飾られていたり

上品な番頭おばちゃんがピカピカに床を磨いていて、

とても好きだった「不動湯」さん。

引っ越ししてからちょっと遠くなっちゃったけど、

夫とよくまた行きたいねー、と言っていたので本当に残念。


やっぱり、小さなことでも気にかかることはその時々で実行していきたいな。


あの素敵なおばちゃんが今日もお元気で過ごされていますように。


2009-10-17

池袋モンパルナスについて


ジュンク堂窓より見下ろした池袋風景。夕暮れの陽があたっていちばん好きな池袋の表情。

「池袋モンパルナス」
池袋モンパルナスとは昭和の初めから戦争頃まで
東京都豊島区西池袋周辺に画家、音楽家など
さまざまな種類の芸術家が集い、
いくつものアトリエ村が誕生した様をさす。「池袋モンパルナス」という
表現は詩人の小熊秀雄が言い出したものとされている。
同時期(戦間期)、世界の芸術の中心であったパリ・モンパルナス地区に
その名をあやかって名付けられた。
しかし、名をなした画家が多かった本家とは違い、池袋モンパルナスは
無名で貧困生活を送るバイタリティあふれる画家(や芸術家)たちの
集まりであった。

                    (以上、Wikipediaより一部抜粋)

池袋に住むようになって約6年。住み始めた当初に
「池袋モンパルナス」という言葉を聞き、それからずっと気になっている。
Wikipediaでは関連芸術家達のことを無名で貧困生活を送る…と説明されて
あるけれど、そのメンバー は実に多彩で魅力的な方ばかり。
芸術を志す方達にとって当時の池袋はバイタリティに溢れ、
あり合わせの神経を振り絞って飛び込んでいける街だったのかな、と思う。
文化や人を広く受け入れる懐の深さと雑多な雰囲気が池袋ならでは、
という感じがして新たな愛着を感じてしまう。
涼しくなったことだし、池袋散策をいっぱいしたいな。



 池袋モンパルナスに夜が来た

  学生、無頼漢、芸術家が町に出る 

   彼女のために、

    神経をつかへ

     あまり太くもなく、細くもない

      ありあはせの神経を−−−。

                     「 池袋風景」 小熊秀雄                                              

2009-10-16

たまには




どかんと夜食。

2009-10-15

ロードムービー


昨日のこと。

友人岩見十夢くんのHP用写真を新たに季節に合わせて
撮り直そう、ということになった。

荷物持ちとして夫と十夢くんに同行し 、三人でアメリカの線路沿いや
路上をてくてくと歩いた。
 → いかしたUSAの写真はこちら!


背中で夕陽を浴びるとむくん

やたら頻繁に通過する 列車を見送りながら無事撮影を終え、
秋らしく模様替えしたHPを見て、みんなでぐっと心が浮き立つ。

その後、おつかれ会がわりにひさしぶりにファミコンをする。
テニスやチェ・ゲバラを題材にした(以外に秀逸な!)
ゲームを始めてやった。


意外に難しいテニス。おもしろかった!

チェ・ゲバラとその日のながいできごとが混じり合って
モーターサイクル・ダイアリーズをもう一度見たくなった。



2009-10-12

実りの味



涼しくなってきたせいか、
焼き菓子がますます美味しく感じる。

美味しいジャムを頂いたので、あれこれして食べていたけれど、
今日はパウンドケーキの中に入れてみる。

ブルーベリー&カシスの果実の持つ
やさしい甘みの秋の実りの味になりました。


思い立ってつくったので使用後の牛乳パックの即席型だけど…。

エコ時代に大きな声で言いにくいけど、焼き上がった後に
はさみでチョキって切り込みを入れ、簡単に取り外せるので
片付けも簡単です。 ごちそうさまでした!


2009-10-09

カメの家具


昨日、渋谷東急本店で行われている信州クラフト・家具展を
見に行ってきました。お目当ては夫の友人の大深さんの造る
BELKAの家具。

以前家具を見せていただいてから、すっかりその作品のファンに
なり、コツコツと集めていきたいなあ…とずっと
あこがれを抱いていたので今回の展示会開催に夫とふたりで
やったーっ!!と楽しみにしていました。

開場の様子 
(写真だとわかりづらいけど、開場は結構広々してます。)
               


「鏡台」 スツールもかわいいです。 
               ↓



手前より(以下時計回り)
「ダイニングテーブル&チェア」
「鏡台」
「食器棚」
「コートハンガー/ホワイトアッシュ」 
「ロッキングチェア」
「コートハンガー/ウォールナット」  
               ↓


近くで見ると量産製品とまったく違い、木の風合いがとても優しく
インテリアのタイプを選ばず部屋に永く馴染んでくれそう。

やっぱり手作りって良いよね!

ダイニングテーブルの上にあるミニチュアの模型まで
思わず欲しくなってしまう可愛らしさ。
写真が見にくいけど、左奥の食器棚やコートハンガーも
すごく使いやすそう&お手頃価格で良いです!

引っ越しした際には是非いろいろ欲揃えたい〜!!

松濤マダム達が近くを歩いていたので、平静を装いつつも
内心大興奮でした。

そしてこちらは小物の一部。
「カッティングボード」 
               ↓


「箸」 ロゴの左上のカメも可愛くキュンとします…。
               ↓


展示スペースに限りがあるので作家個人の作品は

それぞれ一部商品の展示でしたが、たくさんの作家の方が
参加されているので家具などの実用度の高いものから
クラフト作品といったの幅広い作風・作品を見ることができ
展示全体でも面白かったです。オススメです!

みなさまも連休に渋谷方面へ向かわれる際にはぜひ〜。


第1回信州クラフト・家具展
10月8日(木)〜13日(火) [最終日は17時閉場]■7階催事場

2009-10-04

旅のにおいと 




少し前に頂いた旅のおみやげを、うきうきとあけた。

新潟土産のきりっとした味わいの日本酒。
美味しい〜!! ありがとうございます。

旅のおみやげって、なんだか自分まで遠くに行ったかのように
いろんなにおいや楽しい気配を感じて嬉しい。

お月見




中秋の名月に因んで、友達の勤めるカフェのキャンドルナイトにおじゃまする。

訪れた人たちの楽しそうな声やキャンドルのほのかな明かりを肴に
自家製苺酒をちびちび。
夜が深まるにつれ、夜風は徐々に冷えてきたけれど
楽しく美味しい時間に暖かい夜だった。
おいしいじかんは人をまるくすると思う。

帰りにおみやげで頂いたすすきで、我が家も一段と秋の顔になる。

2009-10-01

あきのおとずれ





いつのまにか秋がいそいそとやってきた!

この時期だけの果実がたくさん出回ってうれしい季節。

生のいちじくも、いつものドライのものとは違った
また新しいみずみずしさを感じる。

そして秋の夜長に心地いい音楽を聴く。

「grapes」というタイトルのように
きらきらした果実の房のような 
いくつもの表情の音たちが静かに届いてくる。